北方 水滸伝完結

ほぼ40日ぶりになる書籍のレビュー それにしても長かった。 電車や寝室はもちろん、時には会社内や 営業先へ訪問する際の時間調整の5分でも。。。 GWから北方 水滸伝を読み始め1ヶ月強に渡りこの書籍一筋。 既に発表されている『楊家将』や『血涙』とは時系…

100年に1度のチャンスを掴め!

サブプライム関連問題に端を発した、「100年に1度の危機」と騒がれている状況も 著者の藤巻氏に言わせると売手だけが存在不均衡な状態であり、 理論値よりも安く取引されている状態であると述べている。 時間が経つと正常な値に戻るわけで、 だから「安い今…

アダム・スミス 『道徳感情論』と『国富論』の世界

アダム・スミス―『道徳感情論』と『国富論』の世界 (中公新書) アダム・スミスと言えば『国富論』と学生時代に記憶した言葉だけ。 「見えざる手」有名な聞いたことのある言葉は『道徳感情論』にて また、『国富論』にてともに1回ずつしか記述がないとのこと…

バフェットの財務諸表を読む力

このところウォーレン・バフェット関連本の出版が多い気がする。 細かな勘定科目の話ではなく、財務諸表を読むための基本的なことが学べます。 バフェットの戦略である「永続的競争優位性を持つ優良企業」の特質について、 さまざまな角度から触れられ、それ…

実戦マーケティング思考

前作:実戦マーケティング戦略の姉妹書 今度は 思考スキル >> 論理的にわかりやすく整理するスキル 発想スキル >> 売るためのアイディアを出すスキル以下の7つ順序立てて思考力を高める方法を説明しています。 論理スキル1:要素分解 イメージスキル1:静…

「社長力」養成講座

以前読んだ"ビジネスマンのための「読書力」養成講座"に継ぎ 小宮一慶氏の『ビジネスマンのための「〜力」養成講座』シリーズの最新刊。 本書の内容ですが、 このご時世に「経営」行うにはどうしたらよいか。 嘘偽りなくまじめに「経営」をしましょう! その…

化粧する脳

タイトルから脳(=自分の思考)に化粧(=何らかの装飾)を施すとどうなるのか 脳科学を解明する本なのかと思い購入。 改めて、目次を見て買うことをお勧めします。 本書は、化粧をする女性について、 脳科学というか認知科学というか真面目に分析しています…

バフェットの教訓

本書はマイクロソフトのビル・ゲイツに次ぐ世界で2番目のお金持ち バークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェットの発言録。 主に株に関するウォーレンの投資家としての125の教訓とその説明。 著者のメアリー・バフェットはウォーレンの息子の妻という…

となりの車線はなぜスイスイ進むのか?

この本はおもしろい! 車に乗るとなぜ人格が変わるのか、人(日本人だけではなく万国共通のようです)が 車という鉄の塊を操縦するとこうも人格が変ってしまうのか、 行動心理学と統計的結果に基づき説明を行い、 道路事情に対してどういった対策が施されて…

創造と変革の志士たちへ

グロービス堀氏の新著 本日出版記念セミナー(2回目)に出席しました。 記憶に残った言葉があったので記載します。 IQ(知能指数)やEQ(感情指数)と違う「AQ(逆境指数)」というものです。 精神の強靭さを計る指数なのだそうです。 堀さんはこれを三角形…

徹底抗戦

この本を読むと ホリエモンという人間が如何に純粋無垢に経営をしていたのか 取巻きの人間がどういうことを企んでいたのか多少わかった気がします。 そして、この人どうして逮捕されて有罪判決なんだろう?って思わせます。 先日、刑が確定した宮内さんにつ…

バフェットの株主総会-ジェフ・マシューズ

「投資の神様」ウォーレン・バフェット氏率いる バークシャー・ハサウェイ社の2007年と2008年に行われた 株主総会の様子を実況中継のように描いた読物です。 5時間に及ぶ株主総会の質疑応答の模様だけでなく 株主総会が開かれる週のオマハの様子、会場の雰…

徹底抗戦 ホリエモン

本書を読んだ。 内容は別途書くとして、 マスメディアから得られる情報と本書で書かれている内容とは随分異なる事がわかる。 検察絡みでは、 宗男問題の佐藤優さんや直近では民主党小沢さんの秘書の逮捕も ホリエモンの逮捕と同じ臭いがする。 以下にYouTube…

 何を言っているのかさっぱりわからん。。。テロリズムの罠

久しぶりに読破を諦めた本です。 理由はつまらないのではなく、難しいのです。 新自由主義というイデオロギーが、ファシズムが云々・・。 「はじめに」と「序章」では 2008年にロシア・グルジア戦争では、国家が武力行使を行った。 同年にアメリカでリーマン…

 断る力

この本、30台のサラリーマンにお勧めだと思います。 ただし、読んで理解して使い方を学ばないと副作用があります。 まずは、第1章を読んでみて、「断ること」とはどういうことか、 「断ること」をしないことが、どうなるかということを理解したら良いと思い…

血涙(新楊家将)

楊家将の続編です。楊家将で遼の将軍となった記憶喪失の石幻果と宋の楊家軍の戦いを中心に、 石幻果と彼を取り巻く人々、死闘を繰り広げる楊家一族との哀しい戦いが描かれ 『楊家将』から『血涙』の設定は『水滸伝』へと受け継がれていく。 『楊家将』が戦い…

スパークする思考

著者の内田さんは現在 昨年10月の 「早稲田大学グローバルイノベーションフォーラム2008」で 基調講演をされ、それ以来気になっていくつかの本を読みましたが その著者の新書です。 基調講演ではセブン銀行のビジネスモデルについて、 他行とは全く異なる…

一流の人は空気を読まない 堀紘一

すこし論理が乱暴で視点が偏ってるところもあるが、 世相や経済や経営を分かりやすく語る内容には気づきもある。 本書のメッセージは、 個人が新しいステージに立つ時は、 勝負時を間違えるなということと、 人と違うことを恐れず進めということ。 空気とは…

最後の授業

2007年9月18日 カーネギーメロン大学の講堂で、 1人の教授が「最後の授業」を行った。 教授の名前はランディ・パウシュ。 バーチャルリアリティの第一人者と称される人物。 膵臓から肝臓へと転移したガンにより 医師から告げられた余命は「3ヶ月〜6ヶ月」…

楊家将

北方三国志に引続きこちらまで手を伸しました。 三国志に比べると戦の描写が多く、 展開が早いので常に先を読みたくなる本でした。 この後ストーリーが完結する『血涙』と一緒に読むことをお勧めします。 時代は10世紀頃? 楊家将は北漢から宋の家臣なり、 …

世界連鎖恐慌の犯人

サブプライムローンだけではなく、CDSとCDOの仕組みと、 それらが与える脅威を説明しています。 その上で、金融資本主義の主役である インベストメントバンクとヘッジファンドの腹黒さを解説しています。 彼らは最も高学歴に属する人間ではあるが、 得…

サービスの底力

以前読んだ ビジネスマンのための「読書力」養成講座 のお勧め本の内の一冊 著者はホンダクリオ新神奈川の社長で、 このホンダクリオ新神奈川という会社は ホンダの販売店において顧客満足度調査 八年連続日本一を達成した会社。 本書の中で日産カルロス・ゴ…

第三次世界大戦 世界恐慌でこうなる!

佐藤優氏と田原総一朗氏の対談本 橋本龍太郎ー小泉・竹中の新自由主義の流れによって 日本は自由競争、規制緩和、民営化を行ってきた。 当時国民もこれを指示し、国際的にもグローバリゼーションという 時流に乗る必然的流れだといえる。 しかし、ワーキング…

はじめは中古のBMWに乗りなさい

以前読んだ「社長のベンツ」本の個人向けの本 個人向けのお金の使い方に関する考え方についてかかれています。 1 はじめは中古のBMWに乗りなさい 2 お金は銀行に預けておきなさい 3 買った株は忘れなさい 4 はじめは中古のマンションに住みなさい 5 独立・起…

普通のサラリーマンが年収1000万円になる方法

本書を要約すると 上司に媚びてまじめに残業しても 今の会社で自分を高く評価してもらえていない場合には 今の会社に居続けても給与は上がりません。 と言ったところでしょうか。 では、その場合どうするか、 それはこの本を読んでみてください。 ターゲット…

ウェッジワーク

直近のハンドファーストでボディーターンを使って打込む 打ち方とは考え方が異なります。 サンドウェッジはバンカーだけではなくフェアウェイでもラフでもどこでも バンスを使って手前からダフらせ滑らせて打てといっています。 いわゆるアイアンショットの…

カモメになったペンギン

ペンギンが何らかの方法を持って空を飛ぶ本ではありません。 組織変革を成功させる8段階のプロセスを ペンギンを主人公にして氷山、コロニーの崩壊危機から脱する寓話にて 説明している本です。 以前読んだ「ビジネスマンのための「読書力」養成講座」のヒ…

歴史と外交

東郷 和彦 (著) 著者は元外務省欧亜局長で鈴木宗男氏との深いパイプを持っていた。 ロシアンスクール(派閥)で佐藤優氏上官にあたる。 ムネオハウスに端を発した一連のロシア問題で火の粉を浴び、 田中真紀子氏に更迭された後に退官。 祖父は太平洋戦争開戦時…

大恐慌を生き残るアウトロー経済入門

宮崎 学氏と門倉 貴史の裏経済について対談本 国内の話題では、 派遣法改正によるワーキングプアー 貸金業法改正によるアングラマネー 道路運送法改定によるタクシー運転手の待遇 など、規制緩和の弊害を説明 海外の話題では、 ロシアのフラットタクスによる…

国家と人生

竹村健一さんと佐藤優さんの対談本 インテリジェンスは感じませんでしたが、 両者の生立ちや考え方の片鱗を垣間見ることが出来ます。 目次 第1章 沖縄から日本が見えてくる 第2章 遠い日のルーツをたどる 第3章 知識と情報の蓄積が知恵になる 第4章 知力…