第三次世界大戦 世界恐慌でこうなる!


佐藤優氏と田原総一朗氏の対談本


橋本龍太郎ー小泉・竹中の新自由主義の流れによって
日本は自由競争、規制緩和、民営化を行ってきた。
当時国民もこれを指示し、国際的にもグローバリゼーションという
時流に乗る必然的流れだといえる。


しかし、ワーキングプアの発生や格差社会が発生
直近の派遣切りの前兆も規制緩和によって派遣という
雇用形態が生まれたことに起因している。
時流にのった政策が
必ずしも正しい未来に導いてくれるわけではないことを
知るにあたりいい事例である。



佐藤さんはマルクス主義に惹かれている。
マルクスは「資本論」にて資本主義の本質やその問題を的確に
説明しているが、彼は共産主義運動に力を入れていたこと
社会主義共産主義国家が破綻して資本主義になる国はあるが、
資本主義が破綻して共産主義国家が誕生した事例はないこと
資本主義はシステムに問題があるが、代替するシステムがないんだと
教科書には書かれない経済をここに見ることができる。


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第三次世界大戦 世界恐慌でこうなる
第三次世界大戦 世界恐慌でこうなる!