Amazonと楽天BOOKSの違い

最近僕の周りで、DeNA南場さんが書かれた「不格好経営」が話題に Amazon をみるとその発売日は 2013/6/11 で予約開始となっています。 しかも、「不格好経営」をgoogleで検索すると Amazon がTOPで表示されています。 では一方の、楽天BOOKSはどうかというと…

日本銀行-デフレの番人

日本銀行-デフレの番人 なるほど、中央銀行が頑張るとデフレを解消できるように感じた。 他の先進国の金融政策と日銀の政策の 「成績」 をつけていることと、 インフレ目標政策を採用・実践している国のパフォーマンスの検証を行っている。 まず、インフレタ…

丸見え経営 すべてを見える化すると効率が劇的に高まる

丸見え経営を読みました。 久しぶりの書評です。 著者はカンブリア宮殿などの番組に出ていた経営者の方で、 広島のメガネチェーンの経営者が実際に行っている経営方法を説明した本です。 この会社、内部留保無し、従業員の給与公開という 奇抜なやり方が「丸…

シリコンバレー・アドベンチャー

著者:ジェリー・カプラン 会社:GO ■ミッチェル・ケイパー(Mitchell David Kapor) – ロータスデベロップメントの創業者 – Lotus 1-2-3 の開発者 ■ジョン・ドーア(John Doerr) – クライナー・パーキンス・コーフィールド・アンド・バイヤーズ(KPCB)パ…

ストーリーとしての競争戦略

すっかり作法も忘れましたが。。。 久しぶりに書籍のレビュー。 この本は、確か大学院の知人に紹介されて読みました。 企業や組織としての「戦略」を考え実行に移してみると、 往々にして「戦略」が想定通り実行出来ないことがわかる。 著者はそれらの多くは…

10冊の本

本日から大学院の勉強に着手 早速、「ベンチャー企業の戦略」「事業計画設計技法」で 教科書を購入しないといけないすることに。。。 ほとんどの書籍は未所有。 唯一持っていたのはグロービスの「ビジネスプラン」「マネジメント/ブック」 その他は購入です…

勝負師と冒険家

将棋士の羽生善治さんと単独世界一周ヨットレース「5OCEANS」クラスIで2位になった白石康次郎さんとの対談。 一瞬の判断を大事にされている2人が 人生観、勝負の「決断」などを切り口に語っています。 羽生さんの「ルーチンに陥らないこと」は 固定概念にと…

『大恐慌』人口トレンドが教える消費崩壊のシナリオ

人口と年齢、支出の傾向から見た市況の予測本。 このような分析から各国の株価を予測するのは非常におもしろい。 さて、 前著「バブル再来」では、 日本は2008年から2010年にかけて 人口動態(構成)上、消費支出が伸びやすい環境にあり好況になり、 2010年…

大人げない大人になれ! 成毛 眞

年末の休暇に入り、 本を読める時間が多く取れることに幸せを感じる。 ことしも残りわずか、最後は何で締めようかと考えてましたが 本のレビューで締めることにします。 勝間さんの『やればできる』と 成毛さんの『大人げない大人になれ』を読み 最後はより…

『ザ・クリスタルボール』

ジャストインタイム ビジネスマンのための「読書力」養成講座 で紹介した『ザ・ゴール』のゴールドラット博士の最新書 この本は一言でいうと製造業のTOC:制約理論を 小売業に持ち込んだらどうなるか、といえるのではないか。 内容はSCMの基本で、MB…

窮すればすなわち変ず

SBIホールディングス北尾CEOの新書 出版社の方より戴きました。 「窮すれば即ち変ず 変ずれば即ち通ず」とい中国古典の言葉が起源です。 意味は、 「物事は究極まで行き着き、どうにもならなくなると、変化が生じて新しい道が開ける」 ということのようです…

お金と幸福のおかしな関係

「お金で人は幸せになれるか」という問いを最近良く耳にするようになり、 それに対してよく聞く答えは 「幸せにはなれないかもしれないが、安心は得られる」と 現代人は、お金を儲ける方法についてもいろいろと学んできた。 だが、そのお金を、幸せになるた…

600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス

クックパッドとは料理のレシピをユーザが投稿し、 ユーザが閲覧するというきわめて説明のしやすいサイトであり、 それが世界最大のレシピサイトとなった課程が本書に記されている。 この本を一ヶ月くらい前に読んでおきながら、 このレビューを書いている今…

マーケティング脳 vs マネジメント脳 なぜ現場と経営層では話がかみ合わないのか?

経営者には左脳で考えるタイプ(言語的、論理的、分析的にものごとをとらえる)が多く、 マーケティングの人間には右脳で考えるタイプ(視覚的、直感的、総合的にものごとをとらえる)が多い。 それぞれ「マネジメント脳」と「マーケティング脳」と呼び マーケテ…

最強国家ニッポンの設計図

内容的には、 今までの議論の繰り返しが大部分であるが、 具体的なニッポン国家の再建論といったところでしょうか。 ワールドワイドで落ちぶれてきた「日本国」について という切り口で纏めたところに大前氏の独自の視点が見られる。 企業としては、戦略論を…

トップコンサルタントの計数力

企業を比較分析しようとする際に如何に評価を導き出し、判断するかについて書かれています。 MBAでいうアカウンティングのような内容について数値化しましょうって感じの本です。 グループ 指標 ・営業効率 売上高総利益率/売上高営業利益率/売上高経常利益…

思考の整理学

1986年が初版の本なのですが、 何故か書店にも並んでいます。amazonではベストテンにもランキングしています。 帯には、東大・京大2008年に最も読まれた本とのこと。 内容は、今でも通じ古さを感じさせません。 情報化社会において、人間の頭は知識を詰…

ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場 英国人ジャーナリストの留学記

本書は、英国人ジャーナリストのハーバードビジネススクール(HBS)での留学体験記です。 HBSを卒業する人間の多くが選ぶ道は、金融やコンサルティング等、非常に 限られていることがわかる。そう、これらの職業から得られる多額の報酬が彼らを その道…

人を動かす質問力

本書の構成は以下の通りです。 第1章 知りたい情報を楽々獲得する6つのテクニック第2章 聞くだけで人に好かれる質問力第3章 その気にさせる質問力第4章 人を育てる質問力第5章 議論を制する質問力第6章 自分を変える質問力 質問の仕方で相手の印象も答え方も…

任天堂

日本のブルー・オーシャン戦略で読んだ 『Wii』を創った任天堂の強みが書かれています。 改めてブルー・オーシャンだと認識しました。 『DS』や『Wii』で任天堂がとってきた「ゲーム人口拡大」の戦略が、まさにそれです。 当時というかそれまでの家庭用ゲー…

売れる会社のすごい仕組み ~明日から使えるマーケティング戦略

GMSマーケティングの佐藤講師の新書 「ドリルを売るには穴を売れ」の続編で 売多真子が社長になり、イタリアンレストランのチェーン展開を目指し ライバル店の出現をきっかけに、紆余曲折を経て一貫性のある戦略を導き、 会社の独自資源を考え、「顧客」に好…

メンタルトレーニング実践講座

著者自身は1988年ソウルオリンピックのシンクロ・デュエットで銅メダルを獲得した田中ウルヴェ京。 新しい自分の作り方の新書 新しい自分の作り方では、実践編でのストレスの解消法として、呼吸法やイメージの仕方などが書かれ 本書では、「リーダー*1」にな…

おいしいコーヒーの経済論

普段何気なく飲んでいるコーヒーについて 最近(特にシアトル系の珈琲ショップで)「フェアトレード」という言葉を よく耳にするようになった。内容については詳しく知ることも知ろうともしていなかった。 しかし、その響きから ・生産者から適正な価格で豆…

北尾吉孝の経営道場

本書は前半に経営に関する一般論を述べています。 具体的には、組織論であり、リーダーシップ論であり、 戦略論である。 後半はそういった一般的な考え方の基で、 SBIグループがどうなっているかを説明されています。 具体的には、個社毎に事業説明と立ち位…

日本の難点

難解で、わけのわからない内容である旨の評価が多いようです。 しかし、 本書の内容は、一読の価値ありだと感じました。 思想の是非はともかく、一つの視点を学ぶ事ができます。 著者は首都大学の教授で激辛のコメントが多い方のようです。 人間性に興味を持…

お金を稼ぐ読書術

書評がBlogのことが記載されていました。 本書にあったもので私もお邪魔しているサイトを紹介します。 ・シゴタノ ・404 Blog Not Found ・俺と100冊の成功本 ・後悔しないための読書 --------------------------- お金を稼ぐ読書術

考え・書き・話す 3つの魔法

コンサルタントの習慣術、コンサルタントの「質問力」を上梓された野口氏の新刊 不景気のためか、最近のビジネス書はとても薄い本が目立つ。 本書もご多分に漏れず200ページ弱と一気に読めば通勤電車の1往復で読めます。 さて、内容ですが、 3つで組立てる…

会計天国

主人公はコンサルタントの北条。 娘の決行を目前に突然の事故死。 現世に戻って来るためには5人を幸せにって 訳のわからぬ設定で始るストーリー。 5人とは、即ち5つのCase Studyを使いることで 登場人物に説明することで、読者にも会計の仕組を わかりや…

進化し続ける経営

ソフトバンクファイナンスがソフトバンク100%資本から独立し SBIグループができ、インターネット革命を最大限に生かして 総合金融カンパニーとなった現在から、SBIグループの将来像まで。 北尾さんの考えるSBIホールディングスの近未来の姿を 本書を通じて…

君子を目指せ小人になるな

「小人」は個人的な生き方を追求する人 「君子」はその反対に、徳のそなわった品位の高い人 北尾さんは、中国古典から学んだ人生観であったり 君子に備わる五つの徳を説明され、君子像を述べられています。 中国古典を学んで気付いた著者の天命(世のため人…