トップコンサルタントの計数力
企業を比較分析しようとする際に如何に評価を導き出し、判断するかについて書かれています。
MBAでいうアカウンティングのような内容について数値化しましょうって感じの本です。
グループ | 指標 | |
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・営業効率 | 売上高総利益率/売上高営業利益率/売上高経常利益率など | |
・資本効率 | 総資本経常利益率/自己資本経常利益率/自己資本当期利益率 | |
・生産効率 | 1人あたり売上高/1人あたり売上総利益/1人あたり経常利益 | |
・資産効率 | 棚卸資産回転期間/売上債権回転期間/買入債権回転期間 | |
・流動性 | 流動比率/当座比率/現金預金比率 | |
・安全性 | 固定比率/固定長期適合率/自己資本比率 |
このような指標をグラフ化して視覚化しましょう!
グループ化された各効率を数値化しましょう!
そして、企業を「企業力総合評価」を使って鳥の目で見ましょう!
ってとても素敵な内容です。
が、しかし。。。
肝心な各グループの数値と「企業力総合評価」の導き出し方については、
一切記述がありません。本書にはヒントもありません。
仕方なく、
著者のHPをみると「SPLENDID21」なるものがあり
どうやらそのソフトを使うと導く出せるようです。
概念的な説明まではOKですが、
我々が個人的に「企業力総合評価」ができるようにはなりません。
何なんでしょうか。
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