楊家将


北方三国志に引続きこちらまで手を伸しました。
三国志に比べると戦の描写が多く、
展開が早いので常に先を読みたくなる本でした。
この後ストーリーが完結する『血涙』と一緒に読むことをお勧めします。



時代は10世紀頃?
楊家将は北漢から宋の家臣なり、
遼との決戦までが描かれています。



肥沃な土地の宋と極寒の地で放牧が中心の遼
文官の力が強い宋と武将の力が強い遼
こういった背景を作り上げ、
戦とそれに纏わる人間模様がたまらなく
北方ワールドに引込まれます。

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楊家将
楊家将〈上〉