化粧する脳

タイトルから脳(=自分の思考)に化粧(=何らかの装飾)を施すとどうなるのか
脳科学を解明する本なのかと思い購入。


改めて、目次を見て買うことをお勧めします。


本書は、化粧をする女性について、
脳科学というか認知科学というか真面目に分析しています。
これ、fMRIを使って真面目に脳科学
カネボウ化粧品さんと一緒に取組んでいるところが興味深かった。


化粧をすることで「ドーパミン」をするのだそうです。
コンビニに行く時と、電車に乗って出かけるときの化粧の仕方は異なる。
そこには新しい出会いの期待があるのかもしれない。
他人が化粧後の自分の姿を認めてくれることを想像し、期待感や励み、
意欲といった感情が湧き上がるのだそうです。
誰に見られるかを意識するのだそうです。
一方で、他人の薄化粧とスッピンをしっかりと見分けられないようです。



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化粧する脳
化粧する脳 (集英社新書 486G)