血涙(新楊家将)


楊家将の続編です。

楊家将で遼の将軍となった記憶喪失の石幻果と宋の楊家軍の戦いを中心に、
石幻果と彼を取り巻く人々、死闘を繰り広げる楊家一族との哀しい戦いが描かれ
『楊家将』から『血涙』の設定は『水滸伝』へと受け継がれていく。


『楊家将』が戦い中心の動きの多い内容で
『血涙』は楊家一族の悲哀が中心の内容です。
ともに『北方 三国志』に比べると戦と展開の早いストーリーの妙は
一気読みをお勧めします。



「涙」の方が表現としてふさわしい感じでした。


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血涙
血涙〈下〉―新楊家将