科学的に分析してみました 〜1〜

東京マラソンが終って、走るペースも距離もすっかり減ってきました。

折角目標以上のタイムで完走しておいて、
このまま終らせるのも何となく勿体なく感じ・・・。
まずは自分のポテンシャルを知りたくなりました。
そこで、銀座のアシックスさんにて
いろいろと科学的に分析してもらうことにしました。



まずは自分のポテンシャルについて
マスクを付けてマシン上を走ります。測定箇所は呼気と心拍数。
疲労がたまらない範囲で走り続けられる「AT*1」と、
きついと感じ出す「RCT*2」の各ペースを測定できるのだそうです。
これらの値から、マラソンタイムの予測値がわかるのだそうです。


さて、このペースですが、以下のようになりました。
AT :13.0Km/h(4m37s/Km)
RCT:14.2Km/h(4m13s/Km)


上記から、
ラソンはペース落ちを考えて3h20m程度
10Kmは42m10s程度となりました。




現実のタイムからは随分かけ離れています。
コレを達成するためには週3回は走らないと駄目だそうです。
しかも2回はAT値を上げるためにATと同等か少し速いペースで5Km以上を
もう一回は10〜20Km程度は走らないと行けないそうです。




これまで走っても2週で3回程度
生れてから20Km以上走った回数はたったの2回です。
今回折角科学してみましたが、現実は厳しいです。
しかし、マラソンも科学すると面白いです。



筋力の測定結果や走り方は次回改めて解説してみます。

*1:ATとは「Anaerobic Threshold」(無酸素性作業閾値)の略で、有酸素運動から無酸素運動へと変わる境界

*2:RCTは「Respiratory Compensation Threshold」(呼吸性代償閾値)の略で、ATを超えて、血中の二酸化炭素濃度が増えて換気量の増大が起こる点