手にとるように世界史がわかる本
中学高校と社会の授業が嫌いだった。
特に世界史が嫌いだった。
一国一地域で起こった出来事をクイズの答えのように単純に記憶するだけで、
大きな歴史の流れなどお構いなし。世界の歴史の動きと日本の歴史は繋がらない。
地理的な背景も関係なければ、教師もカリキュラムの相互に関連しない。
多分そんなところが社会の授業が嫌いになった理由だろう。
5/25の世界の宗教と戦争講座を読んだときは
イスラエルのエルサレムではユダヤ教、キリスト教、イスラム教の3つ巴で、
宗教的考えの相違ー日本人にはそれすら理解しづらいーから戦争や争い事が
耐えないのも理解できた。
本書は、フローチャートや地図や一覧表など図表が多く掲載されている。
視覚的に時代の流れと位置関係が分かりやすく解説されている。
また、その頃の日本はどうだったについても触れられていたり、
世界のトリビア(例えばヒンズー教では牛が神聖なものなので、
インドでビーフ・カレーはあり得ない)など息抜きできる内容もある。
社会の授業が嫌いでも、気軽に読める点で良書と言えよう。
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