インテリジェンス 武器なき戦争


佐藤優氏の「国家の罠」に続きインテリジェンス 武器なき戦争を読む



手嶋 龍一:外交ジャーナリスト。元NHKワシントン支局長。9・11米同時多発テロ事件では11日間連続の中継放送を担当したあの人。
佐藤 優:元外務相外交官。「外務省のラスプーチン」と呼ばれ、北方領土支援にからむ偽計業務妨害で起訴された人。


インフォメーションとインテリジェンスの違い。
情報を精査し、裏を取り、周到な分析を加えることで、ようやくインテリジェンスへと昇華し、国家の舵取りをする際の重要な判断材料となり得るのだという。


お二人が話せる範囲の内容を、対談形式にて互いに牽制しながらも記事にしているあたりは楽しい。また、内容は国家機密に近い部分についてインテリジェンスのさわりを述べていて興味深い。




インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)