江副さんのリクルートという会社

  • 大学のサ−クルの先輩が就職先としてここを選んだこと
  • フロム・エーやカーセンサーそして住宅情報など学生時代からお世話になった身近な雑誌の発行会社であること
  • 定年を迎える前にみんないなくなる会社であること
  • ネット系の会社の役員に必ずといっていいほどこの会社の元社員がいること


私の興味は何でリクルートという会社だけがこうなのか・・・。
理由を知りたかったのもこの本を読むきっかけであった。
内容は創業者の江副さんが東大の学生新聞をきっかけにして、
起業をして、会社創業当初から、会社を拡大していくさまが書かれている。
また、最終章では失敗した事業についても数ケースが記述されている。



雑誌会社の人が何でインターネットの世界で成功するのか、
そこにどんな親和性があるのかについて、
明確な答えをこの本のなかに見つけることはできなかった。
しかし、江副さんのやってきたことを知り
リクルートの魅力が少しわかった気がする。


今のこの時代が
この会社の考え方に追いついてきたともいえるが
高校時代にメーカーに行きたいと考え、
大学出て技術を極めたいとメーカーに就職したが、
今この時代に戻れるとしたら、メーカーよりも
こんな「サービス」を提供するリクルート
就職するかな〜。



リクルートのDNA―起業家精神とは何か (角川oneテーマ21)

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