裏決算書 って?
元日銀マンが書いた裏決算書でお金をつくれ!
本書でいう「裏決算書」とは脱税の為の2重帳簿のことではない。
いわゆる「決算書」*1は納税用に節税対策や「ごまかし」が施されている。
そのため、「決算書」からは本来のお金の流れがわからなくなっているのだと、解説している。
そこで、実際のお金の流れをわかるように書換えたモノを「裏決算書」とよんでいる
では、その「裏決算書」を何に利用するかというと、経営判断に使うのはもちろん
「裏決算書」と、それに基づく「事業計画書」を最大限に使って、
補助金や助成金、融資などを獲得する方法を、実例を挙げて解説しています。
他社の財務諸表を読む上でも、自社の経営判断を行う上でも、
本書を読むことで、裏の事情を多少なりとも理解するのに役立つと思われます。
*1:著者はこれを「表の決算書」とよんでいる