健康診断のバリウム検査と被爆量について

昨日健康診断を行い、バリウム検査(胃透視検査)を行った、
バリウムを飲むこと自体苦痛なのだが、その後の下痢とともにした生活は耐え難い。
24時間以上経ったが、便にはまだ白い固まりが見られる。


さて、そもそもバリウムってなに?
バリウムって重金属だと認識していたのですが、
元素記号=Ba、原子番号=56、そのまま元素でした。
密度は3.62g/cm3と水と比べ3.6倍もあります。


では、胃のバリウム検査で何がわかるのか?
潰瘍・ポリープ・がん・炎症などがわかるようです。


胸部レントゲンとバリウム検査の被爆量が気になり、調べてみる。
放射線の量を示す単位としては、mSV(ミリシーベルト)というものを使うようです。

内容 被爆 *1
胸部レントゲン 0.05mSV
胃のバリウム検査 2.0mSV
頭部のCT 0.5mSV
胸部のCT 7.0mSV
自然界から年間 2.4mSV


では、これは寿命にどのくらい関係するかについて、

内容 寿命短縮 *2
胸部レントゲン 1.5日
胃のバリウム検査 1.5年
CT 150日


胸部レントゲンと比べると、苦痛もそうだけど、被爆量を考えても、
バリウム検査はあまりやるものではない。



そもそも2種類のデータをひかくしてみると、
1つめのデータは胸部レントゲンと胃のバリウム検査には40倍の差があって
2つめのデータでは胸部レントゲンと胃のバリウム検査に365倍の差があり、
整合性はとれていない。
それぞれデータの信憑性や、あるあるの偽造問題もあって、
このようなデータが全て正しいとは限らないが、参考にはななるだろう。

*1:松下記念病院のページほか

*2:日本SOD研究会のページ