「使わないほうがよい言葉や文字」




多くの方々とお話しする機会が増えてきた。
表現力の乏しさから、自分の意見が伝わっていないことや伝えらきれていないことを
実感として感じることが多くある。
そんなことも手伝ってかこの本を読んでみることに。


第七章でビジネス文章として「使わないほうがよい言葉や文字」

  • そして/それから
  • 順接の「が」
  • ところで/さて
  • いずれにしても
  • 絵文字の類


中で、順接の「が」についての説明が印象に残った。
以下の文章で正しいのは・・・。

  1. 今月は売上げ目標に達しなかったが、来月こそ、きっと達成してみせる。
  2. 昨日はお客様の前で失言をしてしまいましたが、もうあのような失態は演じません。どうかもう一度チャンスをください。
  3. セキュリティー対策は十分にとっていたというが、結局、ウイルスにやられてしまったじゃないか。
  4. 今日はよい天気ですが、お元気でしょうか。
  5. 彼は仕事ができるが、スポーツもできる。
  6. 当店でお買物いただくと、お手持ちのカードにポイントがつきますが、水曜日は2倍のポイントがつきます。

本来の「が」の用法は、「が」の前と後で、反対の意味になっていることです。


正解は、1-3


上記の文章では1-3の使い方は、「が」の前と後で、反対の意味になっていて、本来の使い方です。
後の3つは本来の用法ではないので文章がわかりにく。


4は、「天気がよいこと」と「元気なこと」は関係がないので1つの文章にしないほうがよい。
5は、彼は仕事ができるし、スポーツもできる。
6は、当店でお買物いただくと、お手持ちのカードにポイントがつきます。水曜日はさらにお得で、通常の2倍のポイントがつきます。


と記述した方が、わかりやすい文章になる。
このように順接の「が」の使い方を間違えると文章はわかりにくくなる。
といったことが書かれています。


すぐに変えられる自信はありませんが、少しずづでも直していけるように。



第1章 「伝える力」を培う
第2章 相手を惹きつける
第3章 円滑にコミュニケーションする
第4章 ビジネス文書を書く
第5章 文章力をアップさせる
第6章 わかりやすく伝える
第7章 この言葉・表現は使わない
第8章 上質のインプットをする