「会社法」施行で有限会社は、株式会社にしたほうが良いか?

会社法」が施行され、有限会社法は廃止されました。

もう、有限会社は設立できません。


有限会社には株式会社に比べ手続きが簡単で、

有限会社であるメリットがありました。


会社法」施行前に設立した有限会社には、今までどおり、

有限会社という言葉を商号に使うことが認められるそうです。

有限会社は、定款の変更で株式会社に組織変更することも

そのまま有限会社をなのりつづけることも可能だそうです。



有限会社の経営者としては、

今までの有限会社としての特典がほぼ使えるまま、

株式会社を名乗れるのであれば、

ネームバリューから株式会社に組織変更したほうが

良いかもしれません。

が、そもそもネームバリューがあるのでしょうか。

◎有限会社→株式会社のメリット
・人材の採用、取引などの場面で有利?

◎有限会社→株式会社のデメリット
株主総会→決算承認→決算公告の義務
・組織変更による印刷などコスト負担


上場するなら(できるなら、そのつもりなら)

株式会社にしてもよいでしょうが、

そのつもりも可能性も無いので、


私の結論は、このまま有限会社です。